就活② 就職エージェントに登録

・複数のエージェントに登録してみた結果

 前回書いたように、ハローワークに行っても就職がうまくいきそうにないので、エージェントに登録してみた。もちろんエージェントを使わず自分で求人を探して応募すればよいのだが、無数にある企業の中から自分でもやっていけそうな会社を選ぶ、というのは難しいと感じるし、就活自体をやったことがなく、どうしたらいいか全くわからないので人の助けを借りることにした。

 

 最初に登録したところでは、自分の経歴や資格を入力したら求人がメールで送られてきた。「スカウト」ということで意外とたくさんの企業からメールが来るが、職歴なしの自分なんかに向こうからオファーが来るのは怪しいと思い、すぐに登録解除した。(もちろん、ブラックというわけでなく、仮にそれらの会社に応募しても余裕で落とされたのかもしれないが。)

 

 次は、担当者の人との面談があるというエージェントに登録した。そもそも、ネットで就活について調べるようになって、意外と世の中に就活エージェントがたくさんあると知ったのだが(自分のようなニートやフリーター向けのエージェントに限ってもたくさんあるので驚いた)、その中でここにしたのには特に意味はなく、適当に選んだ。担当者の人は優しそうな人でよかった。でも、紹介された仕事は建築関係(現場監督)と、機械エンジニア系で、自分にはハードル高そうだし、あまりピンとこず応募しなかった。仕事を選んでいる立場ではないのだが、長く続けられそうにないと思った。

 

 その後、また別のエージェントに登録した。ここを使って正社員になったという人がネット上にいて、良さそうだったので選んだ。ここは研修もやってくれて、ビジネスマナーや面接での効果的な話し方を教えてくれたり、話す内容の添削をしてくれた。

 

・職種はどうするか?

 職種については、私は文系の大卒で未経験ということなのだが、この場合受けられる求人は大きく次の4つ―営業職、事務職、エンジニア職、サービス職らしい。最初、営業とか絶対無理だから、事務系がいいと思っていたが、男性だし狭き門で厳しいとエージェントの人に言われた。常識的なことらしいが、無職の私はそんなことも知らなかった。エンジニアについては、IT系の仕事もあるが、一からプログラミング言語とかを覚えるのが難しそうなのでやめた。販売・サービス業については、お客さんから来てくれる分、営業よりもハードル低いらしい。ただ、営業とほぼ同じだし、(そのエージェントによると)営業の方がコミュ力が鍛えられるからつぶしが効くらしい、ということで、どうせなら営業目指そうか、と思い始めた。そして、とりあえず、営業職と製造職に焦点を当てて求人を見ていくことに決めた。

 

そして、このエージェントに紹介された3社に面接に行くことが決まった。嫌だし、緊張するが、無職から脱却するためには逃げられないことなので頑張ろうと思う。